恨みの感情
自分の心が真っ黒になってしまっている
その原因も分かっている
その真っ黒な心が体内に充満して
ついに溢れだした時
私はあることをした
そうしなければ自分の方が
壊れると思った
結果は効果があった
そうなればいいと願っておきながら
まさか、本当に?と思った
だから間をおいて
もう一度してみた
また効果はあった
ケガや体調不良が続いて
通院する様子を見ていた
偶然と言えば偶然
でも偶然が続けばそれはもう
ただの偶然とは言えないのではないか
きっと効果があったのだ
そう思い込みたいほどに
追い込まれている
そう思い込まなければ
やっていられないほどに
抱えきれない思いが
体内をぐるぐるしている
こういう時
ほかの人はどういうふうに
感情を処理するのだろう
ちょっとさきの未来の楽しみを考える
たとえば好きな事だけ一日して過ごすとか
そんなことくらいしか思いつかない
誰のことも恨まずに生きていけたら
いいのに