母の日
冷蔵庫の奥に忍ばせてあったチョコレート
今日のサプライズだったのに
昨日の夕飯の支度の時に
見つけて深く考えることなしに
「このチョコなーに?」
とこどもに聞いてしまい
スネさせてしまった
サプライズではなくなったけど
少ないお小遣いから
買ってきてくれたその気持ちが
嬉しいなと思いながら
眠りについた昨日
今朝起きてリビングの窓を
開けているとこどもに
「おはよう」と声をかけられ
「おはよう」と振り向くと
鼻先に霞み草とカーネーションが
突きつけられ驚く私に
「お母さんいつもありがとう」と
照れくさそうにカーネーションを
渡すと「トイレ」とリビングを
出ていくこどもに「ありがとう」と
声をかけて始まった母の日
こどもを育てているつもりで
私がこどもから色々なことを
教わってきた
無償の信頼や愛を
私はこの子に教えてもらった
こちらこそ私を母にしてくれて
ありがとう
非課税と奨学金
ひとり親だからって
色々なことを我慢させたくなくて
スキルアップしながら
転職を重ねてきた
ひとり親だと非課税でいた方が
色々優遇されるからと
働き方をセーブしている人の
話を聞くと
なるほどと思うところは
あったがそうしようとは
思えなかった
学校を通して貸与型や給付型の
奨学金の案内がくる
給付型であれば申請したいと
思っても県民税も市町村民税も
両方が非課税が前提条件となっている
そんなに余裕でその範囲を
越えているわけではなく
極端な話1円でも課税額が
あれば申請さえできない
非課税世帯の優遇措置を大幅に
越すくらいの収入があるなら
いい
そうでなければこどもの将来と日々の生活の為に
必死で収入を増やしてしてきた世帯より
トータルの収入でみたら
働き方をセーブして様々な優遇措置を
利用した世帯のほうが年間の収入が
多いということがおきる
非課税の世帯にも様々の状況があるから
一概には言えないが
働くよりも優遇措置のほうが
お金が入るからと計算して
働けるのにあえてセーブするという
やりかたができない私は
生きるための頭の良さが足りないなと思う
でもこどもが巣立った時
私もいい年だ
そこから収入を増やすのは
今よりさらに難しい
老後こどもにめんどうはかけたくない
だからある程度の収入はないと困る
だから非課税から超えて働く
頑張ってる人が損しているなと
感じない制度ができるのがあればいいのに